普段から考えていることがあります。
「子どもが素直に言うことを聞く先生」と
「子どもが反抗的になる先生」の違いはなんだろう。
もちろん「子どもと関わっている回数が多い」とか「嘘をつかない」とか,内面的なところが大きいと思います。
長期的にはそれが大切になってくるはずです。
しかし…
明らかに,初対面なのに「この先生は信頼できるな」「この先生は信頼できない」と2つに評価が分かれます。
それはなぜなのでしょう。
できれば「信頼できる先生」の方の評価になった方が,先生の仕事はやりやすいはず!
今回はそのための1つとして教師の「見た目」を考えたいと思います。
表情
信頼できない先生に,表情がぎこちないというところがあります。
教員採用試験の面接の本には「笑顔で話しましょう」のようなことが書いてあるのに,子どもの前での表情についてあまり考えたことがありません。
でも,子どもは初めて見る先生に対して,もしかしたら面接官よりも厳しい目で見ているかもしれません。
自然な笑顔をつくりましょう。
でもこれが難しいんですよね。
どうしても緊張した顔になってしまいます。
もしくは,「なめられまい」としかめっ面をする人もいるかもしれません。
私もそうです。
でも,よく考えたら,子どもの前だろうと,大人の前だろうと,しかめっ面な人に近づこうと思う人はいません。
何を考えているのか分からないので,子どもたちは身構えてしまいます。
反対に表情が豊かな人は,何を伝えたいのか分かりやすいので,子どもたちは話を聞こうとします。
「私は昔からこういう性格なんです。」なんて言う人は,プロ失格かもしれません。
「笑う演技できません」なんて言う俳優はいません。
子どもたちに教育する上で,表情は必須事項です。
できて損する技術ではないはずです。
なら,最初は作り笑顔になってしまったとしても,練習しましょう!
表情を良くする方法としては,鏡で自分の顔をしっかりと見て,
① 顔のマッサージをする。
② 口角を上げる
と良いです。
声に力を入れる
2つ目は「声に力を入れる」です。
これは,次回のその2で伝えたいと思います。
【参考】
・「見た目が9割」内定術 著者:竹内一郎
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