(雑記)「見た目」から考えてみる その2

雑記

声に力を入れる

 声も「見た目」の中では重要な項目です。

 (一般的に見た目とは言わないかもしれません…)

 弱弱しい声では,「この人大丈夫かな?」と思われてしまいます。

 はきはきとしゃべる人についていきたいと思うはずです。

「でも,私はそもそも自分の発言に自信がないんです。」

 そう思う人もいるかもしれません。

 大丈夫です。

 私もそうです。

 でも,トレーニングで良くなるとしたら…?

 やってみる価値はあると思います。

まずは呼吸から

 声を出すとき,息と一緒に出てきます。

 つまり,呼吸が基本になります。

 大量の息を出すことで,声も人に届きやすくなります。

 大量の息を出すには,やっぱり「腹式呼吸」です。

 

「歌を歌うんじゃあるまいし,そんなの必要ないでしょう」

 と思うなかれ。

 どのボイストレーニングの本を読んでも,腹式呼吸は書いてあります。

 1冊だけだったら嘘かもしれませんが,ほとんどの本に書いてあるので,これは正解でしょう。

 

 「腹式呼吸」のやり方はいろいろありましたが,一番取り組みやすいと思ったのは,

 「まずは息を吐き切ること」です。

 まずは普通に息を吐いてください。

 これ以上吐ききれないところまでいったところで,さらに「ふっ」「ふっ」と肺に残った息を出してください。

 「ふっ」もできなくなったところが,息が0になった証拠です。

 そこで,脱力して息を吸うと,こんなに吸えるのかというぐらい息を吸えます。

 これをトレーニングすることで,多くの息を出すことができるはずです。

口の中の空間トレーニング

 多くの息を出せるようになったところで,今度は口まわりのトレーニングです。

「口まわりのトレーニングって,そんなんで声が変わるの?」

 と思うかもしれません。

 今はコロナ渦でマスクをしている人が多いので,しゃべっている人の口元はあまり見ないかもしれません。

 でも,良く見てみると,もごもご喋っていて聞きづらい人は,あまり口が動きません。

 テレビに出ているような人や,はきはき喋る人は,口が良く動きます。

 日本語はあまり口を動かさなくても喋ることができるので,必要性があまり感じられないかもしれませんが,これはとても大事なことです。

 ぜひ口を動かして喋ってみましょう。

 今まで「え?もう一回言って」とよく言われていた人は,ここが足りなかったのかもしれません。

 

トレーニング

・口を閉じて,ほおをふくらませたりへこましたりする。
・左右の頬の内側を,舌の先端で押す。
・唇と歯の間を,舌で一周する。

最後に

 息を多く出す。

 口を大きく動かして喋る。

 これだけでも,自信があるように見えると思います。

 最後に表現をつけて喋るとより伝わります。

 やっぱり無表情で喋るよりも,表情つけて喋った方が何を伝えたいのかが分かりやすいです。

 身振り手振りでもかまいません。

 とにかく伝えたいことを表現します。

 でも,これは,難しいですね。

 やっていくうちにできるようになっていくはずです。

 初めは笑顔から始めてみるといいかもしれません。

 

 後は「自分の声を聴く」「聞き取りやすい人のまねをする」など,練習法はたくさんあります。

 やり方はなんでもいいです。

 大事なのは,伝えようとする姿勢なのかもしれません。

【参考】
・「見た目が9割」内定術 著:竹内一郎
・声を磨く22のレッスン 著:佐藤恵
・発声力「ボイストレーニング」であなたの人生が変わる! 著:亀渕友香

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